Git の差分を LLM のエージェントに読ませ、行単位のレビューコメントを出す CLI。Alibaba 社内のコードレビュー支援ツールが元。OpenAI 互換と Anthropic 互換の API に対応する。

できること

  • ocr review で差分(ブランチ間、特定コミット)をレビューし、行単位のコメントを出す
  • エージェントが変更ファイルの全文や他の変更ファイル、コードベース内の検索を使って文脈を補う
  • ocr scan で差分のないリポジトリやディレクトリ全体を監査
  • NPE、スレッド安全性、XSS、SQL injection などの組み込みルールと、独自ルール(.opencodereview/rule.json)
  • --format json --output で結果を JSON 出力、--resume で中断した作業の再開
  • Claude Code、Codex、Cursor、Kimi Code 向けのプラグインも付く

使い方

npm install -g @alibaba-group/open-code-review のあと、ocr config provider と ocr config model でモデルを設定し、リポジトリ内で ocr review を実行する。ブランチ指定は ocr review --from main --to feature-branch。

活用できそうな場面

  • PR 前のセルフレビューや CI でのレビュー自動化に使えそう
  • 引き継いだ未知のコードベースに ocr scan をかけて、危ない箇所を見つける用途に使えそう

向いている人

自分のモデル API を使って、コードレビューを自動化したい開発者やチーム

似ているもの

  • anthropics/claude-code-action:あちらは GitHub Action、こちらは単体の CLI でモデルも選べる

技術

Go 1.25 製の CLI(npm でも配布)。Cobra、Bubble Tea(TUI)、OpenAI / Anthropic SDK、MCP SDK、OpenTelemetry。macOS / Linux / Windows。Apache-2.0。

注意点

使うには LLM の API キーか endpoint が要り、利用料がかかる。差分や読ませたコードが設定したモデル提供元に送られる。ベンチマークの「精度が高く token は約 1/9」は作者側の測定で、README 自身が recall(見つける割合)は汎用エージェントより低いと書いている。2026年5月作成で新しく、更新が速い。