Claude Code と Codex を何台も並べて「チーム」として動かすための CLI と TUI。役割と関係を YAML に書いて rig up 一発で tmux のセッションを立ち上げ、エージェント同士でメッセージやタスクをやり取りさせる。再起動後の復元もできる。
できること
- エージェントの役割と関係を YAML(RigSpec)で定義し、
rig upでまとめて起動する - エージェント同士でメッセージを送る(
rig send、rig broadcast、チャットルーム) - タスクの queue で、誰が何を担当しているかを記録する
- TUI で、動いているエージェントの一覧・関係図・状態を見る
- チームの状態を snapshot して、再起動後に復元する
- すでに tmux で動いている Claude Code や Codex のセッションを見つけて管理下に取り込む
- MCP サーバーとして、エージェント自身にチームを操作させる
使い方
Node.js 22 か 24 と tmux を用意し、npm install -g @openrig/cli で入れる。rig setup --dry-run で変更点を確かめてから rig setup。リポジトリで rig up first-project --cwd . を実行すると、作る役と確かめる役の2つのエージェントが立ち上がる。rig tui --shared で様子を見て、rig send で仕事を頼む。
活用できそうな場面
- 実装役とレビュー役のエージェントを組ませて、変更を作らせてから別のエージェントに確かめさせるのに使えそう
- Claude Code のセッションをいくつも開いて管理しきれなくなっているときに、tmux の上で整理するのに使えそう
- 同梱の例(Vault を担当するエージェント)のように、特定のミドルウェアの運用をエージェントに任せる実験に使えそう
向いている人
Claude Code や Codex をすでに日常的に使っていて、複数を同時に動かしたい人。tmux に慣れている人
似ているもの
- paperclipai/paperclip:同じく複数のエージェントを束ねるが、あちらは Web のチケット管理が中心。こちらは tmux と CLI が中心
- Claude Managed Agents:Anthropic のクラウドでエージェントを動かすサービス。こちらは自分の PC で動かす
技術
TypeScript(Node.js 22 / 24)。Hono の HTTP デーモン、SQLite、tmux。macOS と Linux で動く。Windows はまだ対応しておらず、WSL2 は試されていない。
注意点
rig setup は ~/.tmux.conf や ~/.claude/skills、Codex の設定ファイルなどに書き込むので、何が変わるかを README の「What OpenRig changes on your machine」で先に確かめるのがよい。エージェントに rig コマンドを確認なしで実行させる設定を勧めてくる。Claude や Codex の利用料は別にかかる。作られて約半年で、0.x 系。