MySQL、PostgreSQL、Redis、MongoDB など多くの DB を1つの画面で扱う GUI クライアント。Rust と Tauri 製で Java が要らず軽い。Kafka や etcd も見られ、AI による SQL の作成と、AI エージェント向けの MCP サーバーも付く。
できること
- RDB、NoSQL、検索エンジン、ベクトル DB など多数に接続し、SQL の補完・実行・整形をする
- 結果の表をその場で編集し、保存の前に実行される SQL を確かめる
- ER 図、スキーマの比較(diff)、実行計画の表示、カラム単位の lineage
- CSV・Excel の取り込み、DB 間のデータ移行、ダンプ、データの比較
- Redis と MongoDB の専用画面。Kafka・RabbitMQ・Pulsar・MQTT、Nacos・Consul・ZooKeeper・etcd の中身を見る
- 自然言語から SQL を作る、説明する、直す(Claude、OpenAI、Ollama などを使う)
- MCP サーバーと CLI で、AI エージェントやスクリプトから DB に問い合わせる(読み取り専用などの権限を選べる)
- SSH トンネル経由の接続、DBeaver や Navicat の接続設定の取り込み
使い方
Releases からインストーラーを落とすか、brew install --cask dbx(macOS)、scoop install dbx や winget install t8y2.dbx(Windows)で入れる。チームで使うなら Docker で Web 版を立てる(deploy/docker-compose.yml)。AI エージェントからは npx @dbx-app/mcp-server を MCP の設定に足す。
活用できそうな場面
- MySQL、PostgreSQL、Redis などが混ざった環境を、ツールを切り替えずに1つの画面で見るのに使えそう
- 踏み台の SSH 経由で本番に近い DB を覗くときの GUI として使えそう(破壊的な操作には確認が出る)
- Claude Code に DB を読み取り専用で触らせ、スキーマを調べさせたりクエリを書かせたりするのに使えそう
向いている人
いろいろな種類の DB やミドルウェアを日常的に触る開発者・インフラ担当。DBeaver の重さが気になる人
似ているもの
- DBeaver:同じく多数の DB に対応する GUI。Java で動く。こちらは Rust 製で軽い
- TablePlus:軽いネイティブの DB クライアント(有料版あり)。こちらは OSS
- Beekeeper Studio:OSS の DB クライアント(Electron 製)
技術
Rust(Tauri)と Vue、TypeScript。macOS、Windows、Linux のデスクトップアプリのほか、Docker で Web 版として動く。MCP サーバーも Rust 製。プラグインは Go / TypeScript の SDK で作れる。一部の DB は JDBC のプラグイン経由で、その場合は Java が要ると思われる。
注意点
作られて約5か月と新しい。「100+ databases」は、中国のデータベース(達夢、KingbaseES、GaussDB など)やプラグイン経由のものを含めた数。README の上のほうはスポンサーの広告が長い。AI の機能は、外部の LLM の API キーかローカルの LLM が要る。MCP で書き込みを許すと AI が DB を変更できるので、権限の設定に注意。